2015年6月16日火曜日

ブログ記事翻訳:Rock on the Range 2015の2日目 - BABYMETALについて

アメリカの30歳のソフトウェアエンジニアの方が、ブログで「Rock on the Range 2015」の記事を書かれていました。
その2日目の記事で、BABYMETALについても書かれていましたので、これを翻訳してみました。(読みやすいように適当に改行しています。)


BABYMETAL



BABYMETALは、Nonpointと同じ時間に演奏した。そして俺はNonpointの大ファンだ。

俺の友達が、BABYMETALは人生の中でまた見られるか分からない(アメリカであまり公演しないから)し、すごく新しくて他と違ってるから、見た方がいいと説得してきた。

"ROTR(Rock Rock On The Range)を好きなのはそういう所だろ?  何事も経験だろ?"

と。
ため息をついて、俺はどんなものか見に行った。


そこで見たものをなんて説明したらいいのかよく分からない。

まず公演の始めに、ドラマーから壮大なドラムのビートを浴びせられ、ギターが一人ずつ加わり、4人で演奏を始めた。彼らは白装束に身を包み、ステージの後方に構えて、難しいメタルミュージックの演奏をしている。

そして、今までにもそういうバンドは多くみてきたが、3人の10代の女の子がチュチュを纏って現れた。そして、猛烈に高いオクターブで歌いながら、シンクロしたダンスを踊る。(ここで留意すべきは、今までこんなバンドは見たことがないということ)
彼らの3曲目は、ほとんどEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)だったが、そこに常軌を逸した光を伴っていた。

別の曲は、ミュージシャンがドラゴンフォース風のパワーメタルを演奏し、女の子達が日本語でラップをまくしたてた。

全ての歌詞は日本語だったので、俺には何を言ってるのかわからなかったんだけど、全体の演奏の中で2つの英語のフレーズを聞いた。それが、"Chocolate"(チョコレート)と、"Hide and Seek"(かくれんぼ)だった。

雨がぱらつく中、この公演の様子を見ながら、俺は自分自身に何度もつぶやいていた。

"一体、何が起きているんだ?"

と。

俺の心は完全に吹き飛ばされていた。混乱し、魅了され、目の前で起きていることにすっかり驚いていた。

35分という時間がこんなに早く過ぎ去ったことはない。瞬きすらしていなかったんじゃないかと思う。

これは今まで見た中でもっとも非常識で面白いショーだ。そのショーの途中で、やっと気づいた。バンドの連中のスキルが半端ないことに。このバンドはドラム、ギター、バスを演るが、これが誰にも負けないような演奏をする。

その素晴らしさに本当に感動した。しかし、その時はそのことを深く考えられなかった。何故なら目の前でJポップのウォールオブデスが始まったからだ。

何が起きていのるのか。マジでこのバンドのことをググってくれ。この先ずっと忘れないであろう音楽体験だった。

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